児童思春期外来

子どもの特性は一様ではなく、周りの大人は対応に戸惑うことがあります。ひとりひとりのお子さんに対して「その子にあった」支援を考えていくことが大切です。児童思春期外来では、幼児期から学童期、そして思春期の方の発達やこころの心配があるお子さんと保護者の方のために、治療と心理的支援を行います。
尚、齊藤万比古先生の診療を希望される方は「こどもの心の発達外来」をご覧ください。

診療内容

注意欠如多動性障害(ADHD) ADHDは生まれつきの脳機能の障害から生じる発達障害の一つです。子どものADHDの主症状は不注意、多動性、衝動性の3症状だといわれています。ADHDの症状としての「不注意」は注意散漫でケアレスミスが多く、物事を順序立て最後まで仕上げることが苦手で、失くし物や忘れ物が多く、約束を忘れてしまうことが多いといった特徴が非常に目立っていることを指しています。
自閉症スペクトラム障害(ASD) ADHDと同じようにASDも生まれつきの脳機能の障害から生じる発達障害の代表的な疾患です。コミュニケーションの問題や言語発達の遅れなどの症状がありますがASDにはもう一つ重要な症状があります。それは興味が狭い範囲に集中しやすく、柔軟に周囲に関心を払うということが非常に難しく、この強いこだわりはASDの代表的な特徴の一つです。
不登校・ひきこもり 不登校は子どもの間でよく見る現象です。文部科学省の統計によれば、現在わが国では小学生の1000人に3人くらい、中学生の100人に3人くらい、そして高校生の100人に1人から2人くらいの割合で不登校の子どもがいます。

お子さんにこんな状態があればご相談ください。

  • 不注意・落ち着きがない・衝動性が高い
  • 不登校・登校しぶり・ひきこもり
  • 場が読めない・コミュニケーションが苦手・癇癪
  • 分離不安・過剰な内気
  • 誰構わず接近してしまう
  • 誰にも甘えられない
  • 養育困難など

ご予約・予約料について

「児童思春期外来」は専門医師による十分な診療の確保のため選定療養費にかかる予約制とさせていただいております。保険診療の自己負担金とは別に予約料を初診のみ15,000円を頂戴しております。尚、2回目以降の再診は予約料がございません。あらかじめご了承ください。

ショートケア〈とまり木〉

小中学生を対象としたジュニアグループです。なかなか外に出られない、友達は欲しいけど上手くいかない、趣味の合う子とお話がしたい…等の悩みを抱える仲間と少ない人数で過ごせる場所です。主治医と相談したうえで参加していただきます。

開催概要

日  時:毎週火曜14時~
場  所:本院ショートケアルーム
対象年齢:小学高学年~高校年齢

医師紹介

岩垂 喜貴 (いわだれ よしたか)

経歴

山梨医科大学医学部卒業。山梨医科大学小児科。(独)国立国際医療研究センター 国府台病院児童精神科。

資格

医学博士。精神保健指定医。日本小児科学会認定専門医・指導医。日本精神神経学会認定専門医・指導医。日本児童青年精神医学会認定医。

伊藤 千晶 (いとう ちあき)

経歴

北里大学医学部卒業。北里大学病院精神神経科。(独)国立国際医療研究センター 国府台病院児童精神科。

資格

精神保健指定医。日本精神神経学会認定専門医。日本医師会認定産業医。日本児童青年精神医学会認定医。